休憩時間の確保に務める

看護師は心身に大きな負担がかかる仕事だけに、長く働き続けるためには定期的に休憩をとることが欠かせません。しかし、現実には看護の現場は慢性的な人手不足のため、決められた通りに休憩するのはそれほど簡単ではありません。
やむを得ず休憩時間を削って仕事をしなければならないという場面も少なくないかもしれませんが、そのような状態が続いてしまうと、オーバーワークになって体調を崩したり、ストレスで精神疾患を抱えてしまったりするリスクがあります。体調を損なってしまえば元も子もないので、身体に大きな負荷がかかっていると感じた場合は、意識的に休憩時間を長めにとるようにするとよいでしょう。

もし、仕事中はどうしても休憩を取りづらいという場合は、思い切って有給休暇を取得してみるとよいでしょう。
有給休暇は法律上認められている労働者の権利なので、他の看護師に遠慮する必要は一切ありません。無理をして体調を壊して職場を離れてしまうくらいなら、一日休んでしっかりとリフレッシュした方が、結果的に職場に与える影響も少なくて済むでしょう。

有給を取得した日は、仕事の疲労からついつい丸一日家でゴロゴロしたくなるかもしれませんが、なるべく外出したりして自分の趣味などを楽しむようにしましょう。寝ていると確かに身体は元気になりますが、気分転換にはなりにくいので、できるだけ好きなことをして休日を満喫するよう心がけた方がよいでしょう。