自分なりの休憩時間の過ごし方を決める

身体的な負担が多く緊張状態が長く続く看護師は、休憩時間の過ごし方も重要です。
休憩時間に15分~20分の仮眠をとると、休憩後の眠気が解消できるだけでなく、仕事の集中力も向上することができます。特に立ち仕事が長く続いている時は、目元をあたためるグッズやリラックスできる音楽などで休みやすい環境を作り、できるだけ横になって仮眠を取るようにするとよいでしょう。
仮眠が難しい時やストレスになるようなことがあった時は、施設内にいるよりも外で風にあたったりしてリフレッシュするようにすると、気持ちを切り替えて休憩時間後に仕事ができるようになります。

また、就職や転職などの際に疾病や治療について自己学習する必要があったり、資格取得のために勉強しなくてはならない時もあります。自己学習が必要な際は、休憩時間を使えば時間を有効活用できるでしょう。
患者がいる病棟や診療室では思うように話をすることはできませんが、スタッフ同士で気楽に話をするのも気分転換になります。好きなお菓子を持ち寄り、ときには楽しくコミュニケーションをとるのもよいでしょう。

スタッフが不足している職場や急患や急変の患者の対応が必要な職場が多いため、看護師は決まった時間通りに休みを取得できないことが多いです。しかし、気持ちを切り替えて仕事を続けるための休み方を自分なりに決めておくと、不規則な休憩時間でも業務に集中できるようになるでしょう。